ユニバーサルデザイン活動
UD活動事例
これまでに開発した商品について、ユーザの使い勝手を向上させるよう、ユニバーサルデザインのプロセスを一部取り入れてデザインした商品のご紹介をいたします。
INASET
北米向けのスマートフォンですが、主に基本的な操作を行うボタンのデザイン、視認性、画面の色覚バリアフリーなどについて配慮しています。今回のユーザ評価では問題点も発見されていますが、この時に取り組んだテンキーの操作性については、スティック使用者から全盲の方、高齢者まで、みんなに使いやすいという評価をいただいています。
今後の課題は画面と対応するソフトキーの使い勝手や、音声による画面内容の読み上げ、チルト機構や画面デザインなどです。
以下に、オフィス電話機のバリアチェックと改善提案ワークショップをご紹介します。
1.各種ツールを使用して現在の機種をチェックする

北米の法律などのチェックリスト各種

アイマスクをしてキーテレを操作し、バリアをチェックする開発者
北米連邦通信法255条・リハビリテーション法508条の項目をチェックしました。アイマスクをつけて基本操作をしてみます。視覚障害のシミュレーションになります。

スティックを使って操作ボタンを押し、バリアをチェックする開発者

キーテレの裏側の配線部などをチェックする開発者
2.チェックしたバリアに対して改善案を出し、それぞれの実現性を評価します。
評価は、1:技術面 2:開発期間 3:コスト の3点から行いました。

3.INASETのユニバーサルデザインのポイント
INASETのプロダクトデザインについて、ユニバーサルデザイン実現のために注意すべきチェックポイントをリストアップしました。
4.キーテレについて、NEC社内の視覚障害者、聴覚障害者による現在の機種と、スケッチによる次期モデルを評価

5.通信機器やコミュニケーション全般についてもヒアリングを行いました。

聴覚障害者のヒアリング風景

弱視者のヒアリング風景
6.INASET最終デザイン

INASETの正面写真

INASETの背面写真